衛生面に特化した東芝製の業務用エアコンの特徴

ハイパワーで一気に室内を空調する業務用エアコンは、各企業ごとに様々な特徴があります。そんな業務用エアコンにおいて、最新のトレンドによって需要が増えているのが東芝製です。業務用の東芝製の特徴といえばセルフクリーン機能であり、これは機器を停止した後に清掃を行う機能になります。セルフクリーン機能の内容とは、機器を作動した後に発生する結露を回収することです。

エアコンを作動させると温度差によって結露が発生するわけですが、これは放置するとカビの繁殖を手助けしてしまいます。そこで特注の回収ボックスを設置し、その中に結露を入れて満杯になったらホースで放出するわけです。そして回収ボックスに残った結露水は、別のことに役立てられます。業務用エアコンを使う上で厄介なのが、空気を循環する際に多くの汚れも吸収してしまうことです。

この汚れを放置してしまうとエアコン効率を悪くして電気コストを上げてしまうだけでなく、カビなどの雑菌の繁殖を促してしまい健康への害につながります。そこで汚れを吸着する部分に専用の樹脂コーティングを施すことで汚れを付着しにくくし、さらに貯めておいた結露水を使って洗い流すことで清潔を維持するのがセルフクリーン機能です。日本は高温多湿と乾燥の双方が来る環境のため、どうしても細菌感染のリスクが1年を通してあります。2019年のパンデミックがきっかけで室内にいる人たちの健康を考慮する風潮となっており、高品質の清掃機能を持つ東芝製が需要を伸ばしている理由です。

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